こんにちは。全国の携帯ショップで働くクルーの応援サイト「携帯・スマホ求人ドットコム」です。このコーナーでは携帯業界への就職、転職にかかわるお役立ち情報を連載しています。今週も引き続いて、相談の多い退職にまつわるお話です。ご参考にされてくださいね。
決して少なくはないのですが、携帯ショップから携帯ショップに転職をしたいと思って前職を辞める人は、その退職理由が転職活動をスムーズにできない原因になっている可能性があります。まず、まだ続けたい携帯ショップ勤務をどうして辞めてしまったのか面接では聞かれます。その時にプラスポイントと受け止めていただける退職理由をご紹介します。
【コツ① 退職理由のポイント】
携帯ショップ間で転職活動をする一番の理由は「仕事は好きだけど、人間関係や店舗方針についていけない」が多いと思います。せっかく覚えたスキルをいかして、ステップアップしたいという方もいるかもしれません。同じキャリアのお店でも代理店が変われば、接客スタイルなどが大きく変わるものです。 給与などの条件だけでなく、今の職場で満足できない方は店舗環境を変えるのは有効な手段の一つです。
かといって、「次も携帯ショップの仕事をする予定です」と伝えることは、その会社にとっては波風を立てる原因ともなりかねませんし、人手不足の携帯ショップ業界ですから猛烈な遺留(引き止め)に合う可能性も十分考えられます。できるだけ穏便に、有利に退職するためには前向きな理由で退職理由を伝えることが理想的です。
例えば、「今までAキャリアで勉強してきましたが、もっと違うキャリアでも働いて、もっともっと知識(経験)を増やし、ステップアップしたいと思います」。これは今までのキャリアを生かしながら、現職では果たせない前進なので遺留されにくい理由です。もちろん代理店によっては複数キャリア運営していることもありますので、この理由が使えない場合もあります。その時には似たようなイメージで「自分のステップアップのため新しい環境でチャレンジしたい」など、今の職場ではかなえられない目標に向かっているという伝え方が好ましいと言われています。
【コツ② 強い決意を伝える】
特に同業間での転職となると、遺留(引き止め)が激しいということが十分想定されます。「まだ迷っている…」というような優柔不断な態度を見せると、退職までの流れが困難になるかもしれません。せっかくご自身で考えて、悩んで転職を決意しているのですから、「熟慮の上(しっかり考えました)」「親にも相談しました」などと、引き止めにくい伝え方を強く意識することが大切です。
会社に不満がある、という理由で退職を申し出ると、「待遇を改善する」「残業を減らす」「問題の上司に話をする」というような提案をされることが多いと思います。それで今の職場の不満が解消され、長く働きたい!と思うのであればそれは幸いなことです。しかしそれは一時しのぎでしかないこともあるようです。
結果としていつまでも同じ不満を抱えて働き続けることになるのでしたら、マイナスの理由ではなく、プラスの理由で離職した方が引き止められにくい、ということも念頭に置いて、職場には理由を伝えるといいでしょう。
【コツ③ 転職先はオブラートに包む】
結婚による引っ越しなど、明確な理由がない限り、同業種間での転職というのは歓迎されないものです。「次は決まっているの?」と聞かれたときに、本当であれば「今から探します」とか濁すぐらいが大人の対応ではないでしょうか。正直に「同業種間で転職します」と言ってしまうのは考えものかも…。
どうしても理由が考えられないという場合には「親の介護でフルタイム勤務が難しい」「まったくの異業種を経験したい」「体調を崩してしばらく休養したい」など、関係のない嘘の理由を伝えることも一つの手段ではあります。しかし、嘘はいつかばれるもので、嘘をつかれた相手からの評価を激しく落とすものです。携帯ショップも案外狭い社会です。できたらすぐばれる嘘をつかずに濁しておいた方が好ましいと思います。
在職中から転職活動をするときは、一つ一つのステップが大変だと思います。そんな時にはお気軽に「携帯・スマホ求人ドットコム」の専門コンサルタントにお問い合わせください。お一人お一人に合わせた転職理由を一緒に考えてまいります。自分では気づかない良さを引き出すお手伝いをいたします♪♪